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【募集:10/21〆切】令和4年度INACOMEビジネスコンテストの開催について

農山漁村に新たなビジネスの創出を促す「INACOME(イナカム)」において、地域資源を活用したビジネスを対象としたビジネスコンテストを開催します。

地域には魅力的な資源が豊富にあり、これを活用した多様なビジネスを起こすチャンスにあふれています!ぜひご応募ください!

【募集期間】
2022年9月5日(月) ~2022年10月21日(金)

【令和4年度「INACOMEビジネスコンテスト」応募ページ】
https://pasona-nouentai.co.jp/anke/393

【応募テーマ】
1. 「地域資源」×他分野との連携
2. 「地域資源」×関係人口・担い手対策
3. 「地域活性化」×DX推進
4. フリーテーマ 例:新技術の活用・地域活性化事業・鳥獣害対策 等

【選考プロセス】
1. エントリー期間:2022年9月5日(月)~2022年10月21日(金)
2. 一次審査:書類審査
  結果発表 2022年10月31日(月)
3. 二次審査:プレゼン動画審査
  結果発表 2022年11月28日(月)
4. メンターによる支援:2022年12月1日(木)~2023年1月21日(土)
5. 本選大会:リアル開催予定
  2023年2月18日(土)


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【募集:8/26〆】第9回「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」選定の募集を開始しました!

農林水産省では、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」と称し、美しく伝統ある農山漁村を次世代へ継承する取組など、地域において、新たな需要の発掘・創造や潜在している地域資源の活用を行うことにより、農林水産業・地域の活力創造につながる取組を幅広く募集します。

ご応募頂いた中から特に優れた取組については選定証を授与するほか、特設Webサイトやイベントへの出展などを通じて全国に広く発信していく予定です。
キラリと光り輝く可能性の宝庫である、あなたと、あなたのふるさとの底力を見せてください!ご応募、お待ちしております!

【募集期間】
6月16日(木) ~8月26日(金)

【第9回「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」選定応募ページ】
https://www.discovermuranotakara.com/sentei/

※「ディスカバー農山漁村の宝」とは、「強い農林水産業」、「美しい活力ある農山漁村」の実現のため、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより地域の活性化や所得向上に取り組む優良な事例を選定・表彰し、全国に発信する取組です。

・総理官邸で行われた交流会の様子(令和3年12月)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202112/09mura.html
・プレスリリース
http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kouryu/220616.html

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【募集:9/20〆】“環境と社会によい暮らし”「グッドライフアワード」募集開始!

“環境と社会によい暮らし”やこれを加速させるビジネスや活動など、社会変革につながる取組を環境大臣表彰する「グッドライフアワード」は、今年で10周年を迎えました。これまで累計300件を超える取組を表彰し、受賞をきっかけとして注目が高まり、活動拡大のチャンスをつかんでいただきました。また、受賞者のネットワークで新たな活動も生まれています。

今年は、10周年特別賞を設けていて、例年より一層受賞のチャンスが増えています!ふるってご応募ください!

【応募期間】
令和4年6月10日(金)~ 同年9月20日(火)

【応募方法】
グッドライフアワード公式HPから応募シートをダウンロードし、必要事項を記入の上、HPに掲載の応募専用メールアドレスまで応募シートを送付して下さい。

■グッドライフアワード公式HP
https://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/goodlifeaward/

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【インターン生の募集:6/17〆】GFPインターンシップの開始案内(学生・輸出ベンチャー企業担当者等向け)

GFPでは、輸出に関心のある大学生・輸出ベンチャー担当者等がGFP登録事業者の取組サポート・実施研修を行う「GFPインターンシップ」を開始いたします。インターンをご希望される方は、是非ともお申込みいただけますと幸いです。

※GFPとは、Global Farmers / Fishermen / Foresters / Food Manufacturers Projectの略称であり、農林水産省が推進する日本の農林水産物・食品輸出プロジェクトです。
2018年8月31日に農林水産物・食品の輸出を意欲的に取り組もうとする生産者・事業者等のサポートと連携を図る「GFPコミュニティサイト」を立ち上げ、当該サイトに登録した者を対象に、農林水産省が「輸出の可能性」を診断することにより、サポートを行うこととしています。

皆様のご応募をお待ちしております!

条件に合う輸出事業者とのマッチング後、GFP事務局よりご連絡させていただきます。
(参考)本サービスのコンセプト:https://wp.inacome.jp/wp-content/uploads/2022/06/gfp_Internship.pdf

1.募集対象インターン生:
・日本の農林水産物の輸出に関心があり、将来輸出関連企業への就職を検討している学生、輸出ベンチャー企業担当者等

2.ご依頼内容:
・輸出事業者(輸出ビジネスを展開している生産者/メーカー、輸出商社、物流事業者、コンサルティング会社等)とのマッチング後に、インターン先企業にて実地研修を行っていただきます。インターンシップの様子はGFP事務局に適宜報告頂き、Facebook記事等の寄稿をお願いすることがあります。
・インターン先企業については、インターン生皆様の希望を踏まえて、GFP事務局にてマッチング・確定させていただきます。

3.応募方法:以下応募フォームよりご応募ください。
・応募フォーム:https://www.secure-cloud.jp/sf/business/1652776100bjsqIpCm”>

4.募集期限:
・2022年 6月17日(金)まで

5.実施スケジュール(予定):
・GFPインターンシップ開始予定:マッチング後に順次開始
・GFPインターンシップ実施にあたって、インターンの希望条件等についてヒアリングをさせていただく場合もございます。条件によっては、インターンのご希望に添えないこともございます。予めご了承ください

6.留意事項
・インターン生としての自覚を持ち、インターン先企業の指示に従うようにお願いいたします。
・インターン中に知り得た情報又はその他の者の秘密を漏らす、或いは盗用することのないよう、お願いいたします。
・GFP事務局に対して、作業状況について定期連絡・トラブル発生時には速やかに報告をお願いいたします。

【連絡先】
アクセンチュア株式会社 GFP事務局
営業時間:平日10:00~18:00
担当  :吉満、木村、小栗
メール :Agri_Exportation_JP@accenture.com
電話  :090-3142-1218 (担当:吉満)

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【参加者募集:5/31〆切】「GFP輸出ベンチャー塾 ~若手生産者・商社等が切り拓く輸出の未来~」の開催について

輸出に取組む若手の皆様・ベンチャー事業者の皆様・輸出に関心がある学生の皆さまの知識習得・コラボレーション創出を目的とした、「GFP輸出ベンチャー塾 ~若手生産者・商社等が切り拓く輸出の未来~」(6/20オンライン)を開催します!

※GFPとは、Global Farmers / Fishermen / Foresters / Food Manufacturers Projectの略称であり、農林水産省が推進する日本の農林水産物・食品輸出プロジェクトです。
2018年8月31日に農林水産物・食品の輸出を意欲的に取り組もうとする生産者・事業者等のサポートと連携を図る「GFPコミュニティサイト」を立ち上げ、当該サイトに登録した者を対象に、農林水産省が「輸出の可能性」を診断することにより、サポートを行うこととしています。

輸出を積極的に進めている若手生産者、地域商社等による成功事例を共有する全体セミナーや、若手同士のネットワーク構築を図るディスカッションの機会を設ける予定ですので、
皆様の積極的なご参加をお待ちしております!
※まだ輸出に取り組んでいない方でも、関心をお持ちの方であれば大歓迎です!
※今回はオンライン開催になりますが、要望等に応じて地域別での対面開催・地域からの輸出取組に繋げることを検討しております。

皆様にとって有意義なコンテンツ・テーマを提供するため、申込時に今回本塾で取り組んでほしいテーマや現状の輸出課題、これまでの輸出取組に関するアンケートを設けておりますので、ご協力いただけますと幸いです。

※申込多数の場合、申込内容等をもとに総合的に判断し、ご参加頂く方を決定いたします。恐れ入りますが、予めご了承ください。なお、事務局からの連絡をもって当選とさせていただきます。
※回答頂いた情報は非公開の上、GFP輸出ベンチャー塾のコンテンツ検討に活用させて頂きます

=====イベント概要=====
【開催予定日】2022年6月20日(月)
【開催時間】13:00〜17:00
【開催方法】オンラインZoom開催(予定)
【対象】 ※GFP登録必須
・輸出意欲をお持ちの若手生産者/メーカー、地域商社/コンサル、大手企業の若手担当者、輸出支援機関の若手担当者等
・GFPメンバー間でのコラボレーションを通じた取組に積極的な輸出ベンチャー、農業ベンチャー
・輸出に関心がある大学生・高校生 など
【参加費】無料 ※通信費・印刷費等の経費は自己負担となります
【事前申込】以下の申込フォーム兼事前アンケートフォームより必要事項を記入してお申込みください
・参加申込フォーム:https://www.secure-cloud.jp/sf/business/1652200618jsiOgvZm
・申込期限:2022年5月31日(火)まで
【プログラム(案)】
 全体セミナー:農林水産物・食品の輸出の潜在力と今後の輸出拡大に係る説明やGFPベンチャー企業の取組事例等を紹介
 グループディスカッション:GFP事業者間での知見共有・コラボレーションに向けた意見交換
【注意事項】
・当イベントは、GFP登録者を対象にしています。未登録の方はGFP公式ページよりご登録をお願いいたします。
公式ホームページ:https://www.gfp1.maff.go.jp/
・申込多数の場合、ご参加時の申込内容等をもとに総合的に判断し、ご参加頂く方を決定いたします。恐れ入りますが、予めご了承ください。
・新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、内容は事前の通知なしに変更になる可能性があることを予めご承知おきください。

=====
皆様の参加を心よりお待ちしております!

【連絡先】
アクセンチュア株式会社 GFP事務局
営業時間:平日10:00~18:00
担当:吉満、小栗、中塚
電話: 090-3142-1218 (担当:吉満)
メール: Agri_Exportation_JP@accenture.com



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ディスカバー農山漁村の宝 ウェブセミナー

テーマ:地域活性化に取り組む事業者たち~ 全国の事例・起業者から学ぶ農山漁村のみらい ~

今セミナーに「INACOMEビジコン受賞者」も登壇します!

「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」では、「強い農林水産業」、「美しく活力のある農山漁村」の実現を目的に、地域の活性化、所得向上に取り組む地域・事例の選定・発信を行ってきました。
第8回となる今回は、~全国の事例・起業者から学ぶ農山漁村のみらい~をテーマに、第一部では、選定者(受賞者等)とINACOMEビジネスコンテスト最優秀受賞者等からの事例発表、第二部では、新しい切り口で農山漁村を盛り上げている事業者とファシリテーターによるトークセッションを行い、持続可能な農山漁村の姿を探ります。今回はINACOMEビジネスコンテストの令和2年度最優秀賞の大熊 充氏、令和3年度最優秀賞の櫻井 杏子氏の取組事例紹介の動画を配信いたします。

開催概要
日  時:2022年3月25日(金)15:00~17:15
対  象:農山漁村において「地域活性化」「所得向上」をテーマとした活動に関わっている/興味がある方々
会  場:オンライン開催(zoomウェビナー)
主  催:「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」運営事務局
参 加 費:無料(事前申込必須)
視聴方法:事前に接続先のURLをメールで送付いたします。
途中入退室自由ですので、ご予定の合間でも視聴可能です。

申し込み方法
https://www.discovermuranotakara.com/webseminar/
※申し込みは、前日(3月24日)の15時までとさせていただきます。

プログラム内容
<第1部>
15時00分
開会挨拶
15時05分
ディスカバー農山漁村(むら)の宝 概要説明
15時15分
第8回選定・受賞者の取組発表
質疑応答
15時45分
INACOME 受賞者の取組発表
〜休 憩〜

<第2部>
16時10分
トークセッション ~「農山漁村発イノベーション」による新たなビジネス展開~
17時00分
質疑応答(視聴者参加型)
17時15分
閉 会

第1部の登壇者
▶第8回選定・受賞者
株式会社ワカヤマファーム 代表取締役 若山 太郎 氏 【特別賞(日本が誇る美観賞)】
株式会社アーチファーム 代表取締役 植田 輝義 氏 【優秀賞 個人部門】
彩魁企画 黒川 真太郎 氏 【特別賞(サステナブル賞)】

▶INOCOME ビジネスコンテスト受賞者
株式会社INGEN 櫻井 杏子 氏 【令和3年度 INACOMEビジネスコンテスト最優秀賞】
うきはの宝株式会社 大熊 充 氏  【令和2年度 INACOMEビジネスコンテスト最優秀賞】

第2部トークセッションの登壇者
株式会社ソマノベース 奥川 季花 氏(パネリスト)
株式会社四万十ドラマ 畦地 履正 氏(パネリスト)
株式会社おおち山くじら 森田 朱音 氏(パネリスト)
株式会社ソトコト・プラネット 指出 一正 氏(コーディネーター)
※Q&A機能を利用して、視聴者から登壇者へご質問が出来る質疑応答の時間を設ける予定です。

問い合わせ・メディア取材申し込み
「ディスカバー農山漁村の宝」 事務局:(株)プランドゥ・ジャパン 担当:高宮
Tel: 03-5470-4401
Mail:jun_takamiya@nta.co.jp

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農業技術継承のため、栽培指導をオンライン化:INACOMEインタビュー

INACOME

INACOMEでは、ビジネスモデルからは把握しづらい起業者の想いやビジョンを広く知っていただくために、INACOME参加起業者のインタビュー記事を掲載します。今回は、令和3年度INACOMEビジネスコンテストにおいて、「各産地の師匠の栽培指導をカルテ化し、オンラインで若手農業者へつなぐ」と題してプレゼンし、最優秀賞を受賞した株式会社INGEN代表取締役の櫻井杏子さんにお話を伺いました。櫻井さんは栽培指導をカルテ化・オンライン化するIT「農の相棒Mr.カルテ」を開発しています。

■病害虫や生育不良を発生させない環境づくり

-事業を立ち上げたきっかけについて教えてください。

実家は農業系の一家で、在校中には、植物工場などの農業ITが注目されていた時期だったので、大学で学んだことを農家に話したところ「それ初期コストがかかって、あんまり積極的になれないよね」と言われることが多く、もう少し農家に寄り添ったサービスは何だろうかと、調べ始めたのがきっかけです。在学時に、当時最新の農業ITを導入している農家に取材して気付いたのが、ITそのものに興味があるというよりは、どのように栽培を安定させるか、どのように病害を出さないようにするかといった「栽培技術の情報」にニーズがあることが分かってきて、「栽培技術の情報」をどうすれば農家に提供できるだろうかと思って、会社を立ち上げました。

-病害虫によって農作物はどのぐらい被害を受けるのでしょうか。

農薬工業会の統計データでは、農薬を使わないと約6割の収量が減少すると言われています。ベテランの農家ほど考えているキーワードが「病害虫・生育不良を発生させないように育てる」ということ。いかに発生させない環境を作るかを工夫することが栽培技術だと思っています。IPM(※)をはじめ品質管理や施肥の改善など、総合的な栽培技術を提供していきたいと考えています。

※総合的病害虫・雑草管理(IPM:Integrated Pest Management)病害虫の発生状況に応じて、天敵(生物的防除)や粘着板(物理的防除)等の防除方法を適切に組み合わせ、環境への負荷を低減しつつ、病害虫の発生を抑制する防除技術

-今まではベテラン農家が試行錯誤しながら病害虫を予防していましたが、それをシステム化できないかと考えたのでしょうか。

はい、病害虫というと今までは農薬のデータを中心としていました。しかし、カルテには、IPMの考えを取り入れているので、農薬だけでなく、生育に合わせて必要な作業である、農薬、施肥、潅水、その他管理作業の4つの情報すべてが含まれるように構成されています。

-最初は農家にITがなじんでいなかったとのことですが、現場に浸透していない一番の理由は何だと思いますか。

データを入力できる「ツール」や「プラットフォーム」だけを提供していたからではないでしょうか。当社では、カルテというツールを提供しつつ、コンテンツも提供しようと考えています。コンテンツとは具体的に「良い資材」と「良い先生」だと思っています。良い肥料単品だけではだめで、先生による使用法の指導があって初めて良い資材がつながってくるので、栽培指導と指導を通じてできた「処方箋(※)」を元に、良い資材を提供するという一貫したコンテンツを提供したいと考えています。

※畑の体質に合わせ病害予防戦略・資材の組合せ・使い方など総合的なスケジュールの設計や病害虫発生時の対処法

■現場を回って情報収集

-ベテラン農家とのつながりは学生時代からあったのでしょうか。

起業してからです。私自身が肥料の窓口サービスをやっていて、起業してから2年くらいは、病害虫やIPMのニーズを知るため、飛び込みで農家を1,000軒ぐらい回りました。そうすることでつながりを作っていきました。

-1,000軒の農家を回ったとのことですが、まずは現場を回るとの思いで実践したのでしょうか。

「慢性的な病害、生育不良で肥料の組合せなど困っていませんか?」という感じで回りました。仲良くなった農家には、「今使っているITはありますか?」とか「(使っているのであれば)改善点はありますか?」などを聞いて回りました。

-農業者でITを導入している方はどの程度いましたか。

施設栽培は導入が進んでいましたが、回った当時は露地でITを使う方はあまりいませんでした。無料キャンペーンで利用しているけど、有料になったら使わないと言う方も多くいました。

■カルテを使ったオンライン指導を実現

-カルテの指導者にはどのような分野の方が登録されていますか。

大きく分けて2通りいて、一つは、栽培現場で何年もイチゴやトマトなどを育ててきたベテランの個人の農業者です。後継者を育てていきたいという意欲がある方々で、本業もあるので継続的に生徒を育てる方法を模索していて、当社は対価を自然な形で得るような仕組みを提案しています。

もう一つは、肥料メーカーの方々で、今までのように単品で商品を売り込むだけではなく、多様化する農業者のニーズに応えるため栽培のソリューションも提案していきたいと考えている方が増えてきています。その中でも、栽培指導を手厚くしていきたいような方々が中心に登録しています。

-対象となる作物や対象者に条件はありますか。

カルテ自身はどんな作物にも対応しています。好まれる傾向としては栽培期間が長い作物ですね。果菜類、果樹、露地野菜、特に冬作物が中心です。栽培期間が長いものは、一度病害を出してしまうと、最悪の場合、その後の長い期間、収穫がなくなってしまうため、まめな管理が大事になります。

-事業エリアを教えてください。

起業当初は関東中心でしたが、今は産地中心に回っています。果菜類や果樹の産地に伺うことが多いです。

-指導者側も対価を受け取って指導するわけですが、評判はどうですか。

ちょうど感想を頂いたところです。「運営者は(カルテを)使えるけど、現場のパートには使えない」という声がありました。意図をお聞きすると、「良い栽培計画を立てたのに、実際に実行したかどうかが分からない」という声が多く、それが栽培指導のネックになっています。

対価を受け取る分、指導者側も熱心に教えることが多いからこそのご意見だと思いました。私も栽培指導を行いますが、様子をうかがうと「苗の調子が悪く、実際は提案した散布を忙しくて行っていなかった」ということがあります。状況が見えない中で指導すると、お互いにトラブルになるので、その辺を見える化するため、最後に触るパートにも使いやすくなるように改修中です。

-カルテは自治体からの依頼には対応していますか。

間接的に自治体が参加した例はあります。民間企業や異業種参入したところから声がかかって、行ってみたら先生の立場がJAの方だったり県職員だったりという事例が多いです。できれば今年は、そういう事例を資料にまとめて自治体に紹介して横展開をしていきたいと思っています。各地のJAも興味を持っていますが、営農指導と物販が切り離されているところもあるので、そこをどう連動させるかというカタチを相談しながら、当社から提案していくことができれば進んでいくと思います。そういった意味でも、本当は使いたいけど、どうしようかなと迷っている自治体がどのようにすれば使えるようになるかヒアリングしてみたいです。

-コロナの影響はありましたか。

初回訪問できないことはありますが、むしろ追い風だと思っています。今はリモートが当たり前になってきているので、負担が大きかった営農指導員も、これをきっかけに少しリモートを導入してみようという方が増えています。今までは、オンラインで情報提供するのは危ないのではないかという漠然とした不安がありましたが、実際コロナ禍になってリモートを経験してみて、「なんだそんなことないじゃん」となってきた中で、このオンライン指導のサービスをやっているのでちょうど良い機会だと思っています。

-リモートで全国各地の農家とやりとりしているのでしょうか。

農家のところに直接行くこともあります。今力を入れているのは指導者になりそうな方々の募集なので、先生や営農指導部、民間の肥料業者などを回っています。若手の新規就農者の生産グループに混ぜてもらうことも多いです。

■株式会社「INGEN」について

-気になっていたのですが、社名の「INGEN」の由来は何でしょうか。

凝り過ぎちゃってオタクっぽいのですが(笑)、隠元和尚からとっていて、野菜を持ってきた和尚さんだからというのと、座禅系の宗派の整理をするために江戸幕府から呼ばれたという逸話を聞いて、いろんな農法が世の中にあふれている現代に、農家がどれを選択すればよいか分からなくなっているので、農法を整理する立場になれたらなという想いでつけました

-チームメンバーのつながりは。

営業メンバーは私がカルテを販売していた同じ農家のところにハウス資材を売っていた関係でつながりました。あとは大学園芸学部の同窓生もいます。

-カルテのほかに、「ファムサポ」や「ファムズキッチン」という事業も手がけていますが、どのような取組ですか。

INACOME

当社の使命は、農家が高品質な農産物をしっかり安定流通できるようになることだと思っています。そのために栽培技術の底上げをしていくことが必要で、そのツールとしてカルテがあるという位置づけです。カルテを活用して栽培していく中で、様々な栽培計画の見直しが生じて、肥料の見直しや農薬の見直しが出てきます。その場合、指導者が肥料メーカーならよいのですが、ベテラン農家が指導者だった場合、資材の手配まではできないので、最適な肥料を提案できる「ファムサポ」事業が絡んできます。

また、農家にとって、最初の出荷実績を作るとっかかりを作ることができないかと考えましたが、本業がある中で、なかなか農家だけでは知名度を上げる活動はできません。そこで、農産加工のサポートなどのブランディングのお手伝いをするのが「ファムズキッチン」事業です。ただし、事業の中心はあくまでもオンラインカルテで、それに付随するような形でファムサポとファムズキッチンが付いているような感じです。

-イナカムビジネスコンテストに出場して変化や反響はありましたか。

まだ小さい会社なので、(カルテを)使ってみたいけどどうなのかなと様子見している方が多いです。しかし、農水省の賞を受賞したと言うと安心感を持っていただけるようで、これから春に向けて提案先を増やしていくつもりなので、最初に話を聞いてもらう際に(農水省の賞を受賞したことを)話せるのはありがたいです。外回りをしていて、農業参入された会社は上手くいっていないことが多く、理由として、良い設備はあってもしっかりした指導が受けられていないということがありました。その課題を聞きながら提案していく中で、興味を持ってくれる会社もあります。

異業種参入した会社の周りにも様々な業者が集まってきていますが、どうしても断片的な情報になりがちです。肥料屋なら肥料だけ、農薬屋なら農薬だけで、種まきから収穫まで一貫して指導する方がなかなか見つからないのが課題と思っています。個人のベテラン農家をつなぐのは、そこが一番大きな理由で、栽培経験のある方は1から10まで一通り知っています。そういった方々の指導を受けてほしいのですが、指導者も本業があるのでカルテを使ってオンラインで負担なく指導してもらえる環境を作るとか、ある程度有料で指導者にお金で返す仕組みづくりが必要だと感じています。

-今後、どのような方をビジネスパートナーとしたいと考えていますか。

まずは、いい先生といい資材を提供できる方。具体的にはベテランの農業者・普及員OB、優れた指導経験を持つ普及員OBや肥料商そのもの。そして、バイオスティミュラント(※1)はじめいい資材を指導とセットで提供したいと考えるメーカーさん。そして、新規就農者に対して施設等を提案できる方ですね。例えばビニールハウスのメーカーや、最近では農業人材派遣の企業ですね。モノは提案できても、その後の運用方法までは提案できないという企業と組むのが一案だと思っています。

先日、農水省から農業支援サービス事業(※2)を紹介してもらって、当社も掲載しました。新規就農する方々に直接こういうサービスがあるよというのを提案していければいいなと思います。当社のサービスは、新規就農者だけが嬉しいサービスではなく、ベテラン農家にとっては副業となったり、産地にとっては後継者を効率的に増やしたりといったツールになるので、地域ごとの勉強会などにも参加していきたいです。

※1植物の生育を促進し、病害に対する抵抗性を向上する農業資材

※2農水省HP:https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/service.html

■日本人は農業に向いている!

-先日のイナカムのイベントでは、「日本人はオタクが多いので農業に向いている」と言っていましたが(笑)

そうですね(笑)。日本は人件費も高いし、単純な大量生産には向いていないと思っていて、農産物の値段だけで外国産と勝負するとどうしても生き残れない。農家の元々の気質として、職人技で美味しくするにはどうしようというところに目が向いていて、そこは特徴として伸ばしつつ、後回しになりがちな病害や生理障害などを発生させないという点をサポートしていきたいです。高品質に作れても1ヶ月のうち1日だけしか収穫できなかったら大口の出荷先との契約は取れないので、高品質な農作物が毎日採れる状態に持っていきたいです。

農家の皆さんはオタクなので本当に面白い (笑)。いろいろな農法をやっている方が多いんですよ。それを後継者に口で伝えて10年かかるということがないように、オンラインカルテに残して継承していきたいです。

-いろいろ試行錯誤して良いものを作るというのは日本人の特質なんですかね。

そう思います(笑)。

-最後に、これから農業を目指す方に一言お願いします。

あるベテラン農家の受け売りですが、まずは基本を押さえることを意識した方が増えてほしいですね。今は、ネットでいろいろと調べられるので、高品質のものを作ろうとして、いきなり高度な上級者向けテクニックにチャレンジしても、肥料、農薬などの基本的な管理を押さえられずに生産を安定させるところが抜けがちになる方が多いと感じています。味を磨くことに注力しつつも、畑・苗の状態を健康に保つ「基本」をチェックできるような体制にできればと思います。当社としても、カルテが基本の部分をしっかりサポートできる役割を担えるようにしていきたいです。

いかがだったでしょうか。INACOMEでは、櫻井さんのように、地域課題を解決するために新たなチャレンジをする方々を応援しています!

INACOME

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INACOMEビジネスコンテスト本選大会出場者一覧

令和3年度ビジネスコンテストファイナリスト

令和2年度ビジネスコンテストファイナリスト

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【募集:2022年2月4日まで】地域課題の解決に意欲ある起業者を募集!

INACOME(イナカム)では、農山漁村の課題解決に資する取組を推進するため、起業者と地域課題のマッチングプログラムを実施します。

このたび、3地域の自治体から提示された地域課題について、自治体と連携を図りながら地域に新たなビジネスを生み出すことができる起業者を募集します。

【マッチング希望自治体及び地域課題テーマ】 ※順不同
・高知県北川村【新規事業創出による地域内の起業促進】
・長野県栄村 【伝統野菜の保存及び次世代への継承】
・石川県宝達志水町 【新規就農者の確保・特産品の高付加価値化】

【募集期間】2021年12月22日(水)~2022年2月4日(金)

【応募方法】
以下専用サイトの「応募登録」ボタンより必要項目をご記入の上、お申し込みください。
https://inacome.jp/promoter2021
その他詳細は上記専用サイトをご覧ください!

★12月22日マッチングイベント開催しました★
当募集に関連して、12月22日(水)に「農山漁村地域と起業者をつなぐマッチングイベント」を開催しました。
マッチングイベントURL: https://inacome.jp/matching2021
マッチングイベント映像:後日掲載

【お問い合わせ】
INACOME事務局 (株)プランドゥ・ジャパン(TEL:03-5470-4401)
E-mail:inacome2021@nta.co.jp 
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新たなビジネスが「農村」を活性化する。
起業促進プラットフォーム「INACOME(イナカム)」
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『農山漁村地域と起業者をつなぐマッチングイベント』の参加者を募集します!

【参加者募集:12/21〆切】
『農山漁村地域と起業者をつなぐマッチングイベント』の参加者を募集します!

【開催概要】
INACOMEでは、課題を抱える農山漁村地域と起業者等のマッチングイベントを開催いたします。
全国の農山漁村地域から3地域が集まり、各自治体より起業者等へのピッチを実施いたします。地域課題を解決できるアイデアを持つ起業者を募り、地域と起業者を結びつけます。農山漁村地域でチャレンジしてみたいと思っている起業者の皆様、ふるってご参加ください。

【開催日時・方法】
日時:2021年12月22日(水)13時30分~16時00分
方法:Zoomによるオンライン開催

【進行プログラム】
1.第一部 トークセッション「私たちはローカルでビジネスをつくる!」(60分)
2.第二部 農山漁村地域からのプレゼンテーション(3地域)(6分×3地域)
3.オンライン交流会(55分)

【申込方法】
↓↓観覧申し込みはこちらから↓↓
▷ https://inacome.jp/matching2021

【申込締切】
2021年12月21日(火)17:00まで

【参加費・定員】
無料・100名

【お問い合わせ】
INACOME事務局 (株)プランドゥ・ジャパン(TEL:03-5470-4401)
E-mail:inacome2021@nta.co.jp
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新たなビジネスが「農村」を活性化する。
起業促進プラットフォーム「INACOME(イナカム)」
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